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最新記事【2007年11月29日】

昨年、携帯事業へ参入したソフトバンク(ソフトバンクモバイル)は、ソフトバンクはYahoo!から受けるイメージとはかなり異なる路線に変更しているように見える。その路線とは、一言で言えば、クリエイティブ路線である。ソフトバンクのこのクリエイティブ路線は、初期携帯を導入した時点では明瞭ではなかった。親しみやすさの反面で、やぼったい印象を持つYahoo!のイメージが、当初のソフトバンクには残っている。

しかし、今年の前半に、ソフトバンクの孫正義社長が、米Apple社のiPhoneの基調講演に、一聴衆として参加した後での、ソフトバンクの広告宣伝には、以前とは異なるクリエイティブな香りが漂うようになってきた。iMac、iPodなど斬新なデザインとクリエイティブな造形美で、パソコンをインテリアにまで昇華してきたApple社のデザイン優先路線に影響を受けたとみるのは、あながち間違いとはいえないだろう。さらに穿った見方をすれば、来年度に同社のiPhoneの専売権を獲得するための布石として、ソフトバンクのイメージをクリエイティブなものにする狙いがあるのかもしれない。

さて、こうしてクリエイティブ路線に大きく舵を取ったソフトバンクだが、世界に類のないインセンティブ制の崩壊に伴い、遅かれ早かれ携帯メーカーの淘汰の時代が訪れる。そして、それに伴い、クリエイティブ路線の内実も変容を迫られるときが来るであろう。いかにセンスのよい携帯であっても、機種自体が「高価」であれば、顧客の大半は購入を手控えるであろう。そして、そのような場合でも生き残れる、つまり顧客が購入を積極的に行う携帯とは、シリーズものの機種ということになるであろう。クリエイティブな携帯とは、外面のデザインだけでなく、シリーズとして存続できるだけの内実をもったものである必要がある。その点、ソフトバンクの戦略がApple社の戦略に酷似してくる日もそう遠くはないと考えるのは筆者のみであろうか。

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ソフトバンクbb

ソフトバンクのインターネットにおけるブロードバンド戦略は、ソフトバンクグループの中核会社であるソフトバンクbbにより、ヤフーbbサービスとして行われた。ソフトバンクbbは国内でもいち早く固定定額制のADSLを始めた会社であり、日本のブロードバンド普及に果たした役割は極めて大きい。

私が就職した当時は主にアナログ接続の時代で、まだ日本にはブロードバンドは普及しておらず、国際的にも米国や韓国に大きく水を開けられていた。私はNTT東日本のフレッツISDNを使用していたが、確か月額料金は平均10,000円位行ってたと思う。まだ若くて給料が高くなかった時代だったので、やり繰りに非常に苦労した記憶がある。

その後、ソフトバンクbbのヤフーbbサービスに切り替えたのだが、月額料金は一気に3000円程度になった。(電話通話料により変動があったが。)インターネットの回線速度もISDNより遥かに速いし、これは当時としては非常に画期的な事だった。以後、競合他社も揃ってADSLサービスに参入し、通信料金の価格破壊が起き、国内に一気にブロードバンドが普及した。

今やブロードバンドは当たり前の時代になったが、昔はアナログモデムやISDNの時代だったので、その頃を考えれば非常に便利になったと思う。ソフトバンクbbの常時接続のお陰で、24時間インターネットを楽しむ事も出来るし(当時はテレホーダイの時間だった)、接続料金を気にする必要もなくなった。そういった意味では、ソフトバンクbbの果たした社会的貢献度は高いと思う。


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