ソフトバンクの法人のなりたち
ソフトバンクは孫正義氏が1980年代に設立した法人で、元々はデジタルパブリッシングがメインで、1980年代は主にパソコン関係の書籍を多く出版・販売していた法人だ。私も当時ソフトバンク出版のパソコン・ゲーム関係の本を何冊か買った事があるが、特にBEEPというゲーム雑誌は思い出深く、他にも色々発売していた。当時はハドソンなどのゲーム会社などと取引していたようだ。
1990年代にはソフトバンク法人は店頭公開によりJASDAQに株式上場し、米国ヤフー法人に多額の出資をしてヤフージャパンを設立、その株価上昇による売却益で、多額の資金を得る事になる。他にもIT企業に対して積極的なM&Aや投資を行い、成長企業として一気に名を馳せる。そして1998年には東証一部に上場、持株会社に移行し、投資を主目的とした法人になり、卸売・出版業などの各部門は子会社として分社化され、遂に大企業への仲間入りをした。
2000年代も多角化を加速させ、グループの中核法人であるソフトバンクbbによるヤフーbbサービスの展開、日本テレコムの買収(現ソフトバンクテレコム)、ダイエーホークスの球団買収(現ソフトバンクホークス)、携帯電話事業への参入(ソフトバンクモバイル)などを行い、現在は一大帝国を築いている。
日本で短期間のうちにここまで大きくなった法人は稀であり、孫正義氏はITベンチャーの先駆者として起業家などの間で崇拝されている。